ダンボールで作るガシャ、自動販売機、金庫などの作り方を解説するYouTube動画がたいへん流行っています。
このたくさんの動画の中で、クオリティが非常に高い作品を作って発信されている一人として、MiniGearさんを紹介します。
MiniGearさんの作品
YouTubeで"MiniGear"で検索すると見つけられると思います。上記のようなダンボール工作による作品の動画をたくさんアップロードされています。
そしてどれも、ダンボールのおもちゃ工作でここまでできるのかというくらい、圧巻の作品ばかりです。
残念ながら、動画の紹介やネットでの検索では、ブログなどのサイトを見つけることができませんでした。
チャンネル登録者数は、この記事の執筆時点で240万人を突破しています。
スポンサーリンク作り方の解説について
先に書いたように、公開されている動画に関連するサイトは見つけられませんでした。
各動画のコメントに、"Cardboard Measurement"という表を書いておられます。
この表を見れば、およそ必要になる部品の各寸法がわかります。
ただ、私もこの方の作品を参考にして作ってみましたが、動画で解説されている内容と少し異なる寸法のものもありました。
MiniGearさんの動画の中には、各部品のカット後の寸法が部品そのものに記入されている映像を含められています。こちらの寸法を見るほうが正確な情報が得られるようです。
もっとも、一枚の部品を繰り抜くときの端からの位置など、すべての情報が書かれているわけではありません。
もし、参考にして作るのであれば、映像を何度も見なおして寸法を拾い出さなくてはなりません。
部品の作り方が非常に参考になる
MiniGearさんの動画を見ていておもしろいのは、作られた作品達はもちろんですが、その中で紹介されている部品の作り方ですね。
例えば、ダイヤル鍵付の宝箱等に使用されている、丸いつまみの作り方。
カッターで円形に切りだした円盤を2,3枚グルーガンで貼りつけたあと、その周辺をクラフト紙のような紙でくるりと巻いて仕上げられています。
動画をよくみると、これはクラフト紙ではなく、部品に使ったダンボールの表面部分を剥がし、細く切ったものを使用されているのでした。
切り出した円盤と同じ紙を使っているのですから、色の差もなく、とてもきれいに仕上がっています。
また、このツマミに木の丸棒を通して軸にするのですが、この取り付けには瞬間接着剤を使用されています。
この軸を取り付ける方法について、どうすればよいか以前は迷ったものですが、液状タイプの瞬間接着剤ならダンボール紙にほどよく浸透していくので、このような軸の取り付けには確かに向いているかもしれません。
実際試してみましたが、よくくっつきました。
できあがった作品は、どれもとても面白く、仕上がりもきれいですし、魅力があります。
そして、作品の規模的には、「これなら動画をよく見てがんばれば真似して作れそう」と思えるくらいのものではないでしょうか。
私も作ってみました
私も、MiniGearさんの作品の動画を見て、いくつか真似をして作ってみました。
冒頭のダイヤル鍵付きの宝箱です。子どもたちがよく遊んでくれて、ところどころ傷んでいます。
これは仕組みが面白そうだったので作ってみましたが、初回は失敗しました。
ハンドルを回してもスムーズに前後運動しませんでした。
でも、失敗した箇所がよくわかったので、また挑戦するつもりです。
最後に
今回は、MiniGearさんのYouTube動画を紹介しました。
オリジナルな作品を作ったら、アップロードしたいと思います。