工作

グルーガンでできること

投稿日:



木工や紙の工作、手芸、その他DIY全般で幅広く使われ、今大人気のグルーガン。

このグルーガンでどのようなことができるのでしょうか?

グルーガンでできることの基本について解説します。

グルーガンでできること



グルーガンは、ホットメルト接着剤とよばれる固形の接着剤を熱で溶かすための道具です。

グルーガンに装着して使用するホットメルト接着剤は、グルースティックなどと呼ばれています。形状は、その名の通り、スティック状になっているものがほとんどです。

このグルースティックは、加熱すると溶けてボンドになります。これを部材に付けるわけです。

そののち、ボンドが常温まで冷めると、ボンドが硬化し、部材同士が接着されます。

接着剤ですので、通常は部材を接着するために使用することが多いのですが、この「熱で溶かし、常温まで冷えると硬化する」という性質を使って、このホットメルト接着剤そのものを造形として使用することもできます。

  1. グルーガンにより、部材同士の接着を行うことができる。
  2. グルーガンにより、ホットメルト接着剤おのもので造形を行うことができる。

安価に入手できるグルーガンによって、この2つのことができるため、工作、手芸、DIYで今大人気となっています。

グルーガンでできること:接着



グルーガンでできることの1つ目は、もちろん部材同士の接着です。これがもっとも普通の使い方でしょう。

どんな材料を接着できるか?

接着できるものは、例えば手元にあるグルーガン用のボンドスティック(SK11 GS-30)の説明書によると、木材、紙、布、皮革、金属、陶器、ガラス、プラスチックなど多岐にわたります。

ただし、材料によって、接着力の強度が異なります。

金属、陶器、ガラス、プラスチックは比較的強度が弱いようです。

グルーガンにより、ホットメルト接着剤を熱で溶かすわけですが、この温度つまりグルーガンのノズル温度は、例えば手元にあるグルーガンSK11 GM-150では160℃です。



スポンサーリンク

したがって、この温度に耐えられない材料は接着できません。

しっかり接着できるか?

これは接着する部材の材質や表面の状態によります。

紙やダンボールでは、ボンドなどと同様に一度接着すると、離そうとしても当然破れるくらいくっつきます。

他にも接着できる材料は多岐にわたりますが、耐荷重についてはあまり期待しない方がよさそうです。

材料にもよりますが、引張りの強度もやせん断の強度もそれほど強くありません。

仮止めとして使用したり、あまり重くない部材同士をくっつけて置物にしておく程度でしょうか。

接着力は、グルーステックによっても差はありそうです。スティックの直径(7mmタイプと11.5mmタイプ)がグルーガンと合えば、他社製品でも使用できますので、試してみるとよいと思います。

グルーガンでできること:造形



グルーガンでできることの2つ目は、グルー自体をつかった"造形"です。

これはもう、本当にアイデア次第ですね。

グルーを部材の表面に塗って、その上に塗装することにより着色したり、グルーそのものをいろんな形に固めて立体的な小物を作ったり、いろんなデザインが楽しめます。

型に流しこんで文字やいろんな小物の形を作ってみるのもよいでしょう。

グルースティック自体にもいろいろな色がつけられたものが販売されていますので、これを利用するのもよいと思います。例えば、

などですね。

スポンサーリンク


スポンサーリンク


スポンサーリンク


スポンサーリンク


-工作

Copyright© 人生、転んだときこそチャンス , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.