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グルーガンの基本的な使い方を覚えよう

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工作や手芸、DIYに、一台あると大変便利なグルーガン。
今回は、その基本的な使い方を解説します。

グルーガンの使い方step1:使う前のセッティング

グルーガンにグルーステックを挿し込み、コンセントをつなぎます。

購入して最初に使用するときは、グルースティックが一本だけでは量が不十分かもしれません。すぐに二本目が必要になりますので、二本目を手元に用意しておきましょう。

スタンドが付いている機種であれば、安定した机の上にしっかりと立てておきましょう。

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ノズル先端は非常に高温になります。間違って触るとやけどしますので十分に注意しましょう。
作業する場所には、工作台などを置いてその上で作業するか、新聞紙などをひくなどして、溶けたグルーが万一垂れてもよいように準備をします。

グルーガンの使い方step2:数分間の余熱

グルーガンは通常、コンセントを差して通電をはじめてから数分間は余熱の時間が必要です。

この時間は、機種によって異なります。

2〜3分したら、グルーガンのトリガーを軽く引いてみて、ノズル先端から溶けたグルーが出てくるかを確認します。

トリガーがまだ固くて引けないようでしたら、もう数分間待ちます。

機種によっては、余熱だけでグルーが垂れてくるものもあります。余熱の時間もノズル先端には布やダンボール紙などを敷き、グルーが垂れてもよいように準備をしておきましょう。

グルーが軽く引けて、先端から溶けたグルーが出てきたら準備完了です。

グルーガンの使い方step3:ボンドの出し方、塗り方は?

早速、接着面にグルーを塗ってみましょう。

グルーガンのトリガーを引いて、溶けたグルーを接着面に塗っていきます。

塗る量は材質にもよりますし、求める接着力にもよりますが、まずは端材などを使って少なめに塗ってみて、どれくらいくっつくのかを試してみるのがよいです。

少量でも張り合わせると接着面の方向にのびますし、思ったよりもよくくっつくと感じられるでしょう。

溶けたグルーを平面の上に1本線で均一に塗るには、トリガーを引く力と、グルーガンを動かすスピードとのバランスをとる必要があります。動かす速さがあまりに速いとグルーが途切れてしまいますし、遅いとグルーが溜まります。コツをつかむまで何度か練習しましょう。

グルーの塗り終わりに糸を引いてしまうことがあります。これをそのままにすると、糸を引いたまま固まり、作品がきれいに仕上がらなくなります。塗り終わりにグルーガンをくるくると回すか、捨て紙を使って拭き取るようにするとよいでしょう。

ここであまり時間をかけると、グルーが固まってしまいますので、手早く行い、接着する部材同士をくっつけて固まるまでしっかり維持します。30秒から1分くらいはそのままにしておきましょう。

また、つい作業に没頭しがちになりますが、換気については十分に注意してください。

グルーガンの使い方step4:使用後は?

使用した後は、ノズル先端についている余分なグルーを布やダンボール紙などに軽く拭って取り除きます。このとき、やけどしないように注意しましょう。

そしてコンセントを抜き、グルーガンを冷まします。

冷ましているあいだは、誤ってノズル先端に触れないように、安定した安全な場所に置いておきましょう。

ノズル先端や本体が十分冷めたら、グルーガンを保管場所に保管します。

グルーガンの使い方step5:道具として使いこなそう

グルーガンは、高温になるため、やけどに注意する必要がありますが、操作がそれほど難しい道具ではありません。

グルーを均一に出したり、出したグルーが乾くまでに接着するタイミングについては少しコツがいるかもしれませんが、たくさん使ってみて慣れましょう。

100円ショップなら数百円、少し良いモデルで1000円前後で入手できる道具です。しかもボンドなどに比べると乾くまでのが早く作業も捗ります。

グルーガンは大変便利な道具だと思います。もし購入に迷われているならば、思案するよりも早く手元に用意してたくさん使用してみることをおすすめします。

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